山村学園 vs 川越

 昨年度の第102回全国高校選手権県予選に出場した川越だが、80分を通じて得点できそうな流れを引き寄せられなかった。

 両校は西部支部2WBリーグに所属し、今季はまだ対戦していないが、就任7年目の山村学園・小松義徳監督は「先日のリーグ戦でも川越の相馬(貴彦)監督がうちの試合の審判を務めていました。特長をよく分かっていたと思いますが、相手に合わせることなく自分たちのリズムで戦うことだけ伝えました」と1-0の勝利にホッとした様子だ。

 部員は約80人いるが、能力別にチームを編成することはなく全員が同じメニューをこなし、戦術や目的を共有しているそうだ。

 小松監督は「うちは守備的なチームで、しっかり(相手の攻めを)はね返しながら攻撃につなぐのが特長。ただ今日はもう少しボールを握り、ゴール前の精度を上げたかったですね」と少しだけ残念がった。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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